2026/07/09 03:13


-Hand Paint Leather-
顔料手染め革の紹介ページです。





タンニンなめし革では珍しい、顔料を使用したレザーです。

中に浸透し色を付ける染料と異なり、革表面に色が載るため発色が良く、染模様が滲まずそのまま現れます。





 
一般的な顔料仕上げのレザーは、革の表面を均一に覆うことで色や品質を安定させる一方、天然皮革本来の風合いが感じにくくなることがあります。

NONの顔料手染めレザーは、顔料のメリットと革本来の美しさを両立するというコンセプトで生まれました。

顔料で革全体を覆い隠すのではなく、部分的に顔料を重ねることで、天然皮革らしい表情と、顔料ならではの鮮やかな発色を両立し、抽象絵画のような染模様を一枚一枚手作業で生み出しています。
手作業によって生まれる染模様は、同じものを再現することはできません。一枚ごとに異なる表情を持つ、世界に一つだけの素材です。

一方で、顔料は色味の再現性に優れているため、シリーズとしての色調や雰囲気を保ちながら継続して制作することが可能です。
一点物ならではの個性を楽しみながら、大きな作品や複数枚の革を使用する作品づくりにも対応しやすくなっています。

顔料は染料とは着色の仕組みが異なるため、両者を組み合わせた表現も可能です。染料の透明感と浸透感、顔料の鮮やかな発色と存在感。それぞれの魅力を活かした手染め革も展開予定です。




⚠注意点


本製品は顔料の定着性を高めるため、定着剤を使用しています。しかし、顔料の特性上、長期間の使用や摩擦によって塗膜の摩耗や剥離が生じる場合があります。

NONでは、こうした変化も革とともに育つ自然な経年変化の一つとして考えています。もちろん、再塗装などにより修復することも可能です。

一方で、製作時にローラーなどで強く折り曲げたり、急激な屈曲を加えたりすると、表面の顔料にひび割れや剥離が生じる場合があります。特に、革を強く巻き込む加工や、極端な折り曲げを行う際は十分ご注意ください。

一点一点手作業で仕上げた素材ならではの風合いとして、ご理解いただいたうえでお楽しみいただけますと幸いです。